傷心状態でメラピークからカトマンズに帰りホテルで暫し静養する。後半のトレッキングはロルワーリン山群のガウリサンカルなどを撮りに行くことで4日後に出発する。

 ロルワーリン山群は昨年メラピーク後に歩いたところだが、ガウリサンカルは撮れなかった。今回、好展望台のチョルドンピークへ登り、撮り残した宿題を果たしたくて向かう。

 カトマンズから路線バスで約8時間かけて登山口のジリに到着する。此処ジリはクーンブ山群の入口ルクラ飛行場が開設される以前、エベレストをはじめクーンブ・ヒマールの高峰を目指した多くの登山隊が、沢山のポーターを引き連れて延々とたどった街道の入口・拠点だった。ロッジに入りゆったりしているとルクラで分かれたY沢さんと再会する。カラパタールの手前で高山病になり引き返し、日程の余裕があった為に、ルクラから先の街道を歩いてきたとのこと。私の古い友人M原さんの話題で盛り上がり楽しい時間を過ごす。

 翌日、バス停側から尾根に向かって登り始める。尾根に出ると目の前に三角錐が印象的なヌンプール(6959m)が望める。草原状の伸びやかな尾根を登り、樹林帯を抜けた辺りでテント泊とする。二日目、樹高10bを越える深いシャクナゲ林を登りつめ、シャクナゲやツガの林に囲まれたカルカ(夏の放牧小屋が有るところ)に到着する。目の前にチョルドンピークが望め一登りで山頂に着く。山頂は伸びやかな尾根で360度の大パノラマが広がる。正面北側にガウリサンカルが特徴有る姿で聳えている。左にジュガール山群・ランタン山群が望め、右はロルワーリン山群、さらにチベットのメルンツェ(7181m)、ヌンプール、パルチャモなどが望める。

 夕焼けを撮る段になってカメラの電池が残り少なくなっていた。メラピーク時に新品と交換したはずなのにと、電池をチェックする。六本ある電池の一本が少し外れている。五本の電池で撮っていたことになりその為に急激に電池が消耗したらしい。こんな事を予期しなかったので予備電池はジリに置いてきた。急遽スタッフにジリまで取りに行ってもらうことにする。スタッフが電池を持ってテント場に帰ってきたのは夜の11時近かった。感謝!

 山頂に2泊したことで写真撮影には影響はなかったが、相次ぐトラブルで反省しきりである。ポーターに負担をかけないように持ち物を選別した事が仇になってしまった。

 少々疲れながらも予定通り帰国できた。約1ケ月半のトレッキングは少々きつかったし年を感じた。帰国後暫くすると来年の計画を考えている自分がいる。愛用したカメラも検査で性能が落ちている事が判明した。オーバーホールも出来ないとのこと。で、上位機を購入する事にした。後何年出かけられるか心配だが、「夢追い人を諦めない!」の気持ちで頑張っていこうと思う。

ネパール・チョルドンピーク

11月21日〜29日

KTM−Jiri(L泊)・・・尾根上(T泊)・・・チョルドンピーク(T2泊)・・・Jiri(L泊)−KTM(H2泊)23:15−(機泊)−
広州5:45、9:30−成田14:30、16:04−東松戸−南与野

Jiriの町並み

ジュガール、ランタン山群(1/2)

スタッフ

ヌンプール

カン・ナチュゴ

メンルンツェ

ガウリサンカル

チョルドンピーク山頂

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ジュガール、ランタン山群(2/2)